紅葉と新緑の「名庭 南禅寺大寧軒」
多くの観光客で混雑している観光名所の南禅寺、その真っ只中にある非公開の庭園です。 水の流れだけが響く静寂の庭で、心ゆくまで紅葉と新緑をお愉しみください。
Updated Date : 2023-06-25 11:10:56
Author ✎ Kyoto Culture
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南禅寺大寧軒へのアクセス
〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町44 地下鉄 東西線「蹴上駅(けあげ)」徒歩5分
35.009695355218646
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35.009695355218646,135.79097539186478,0,0,0
大寧軒の庭は藪内家 十一代 透月斎竹窓によるもので、茶室「環水庵」にちなみ「環水庵庭円」と称されるもみじの美しい池泉回遊式庭園となっており、東山(大日山)を借景とする。 庭園入口近くにある亀型の手水鉢、自然石の石柱(高さ約2m、玄武岩の柱状列石(豊岡市玄武洞産 / 現在は天然記念物のため採掘不可)、池にかかる鞍馬石の飛び石など石物にも趣向が凝らされている。 小川に3つの橋が架かり、沢渡り石が置かれている。 大小の飛石、自然石を利用した5つの蹲踞(つくばい)、石製井筒、春日型燈籠、雪見型燈籠、織部型燈籠など9つの石燈籠が据えられている。 待合の西に玉石を敷きつめた枯山水式の涸れ川もある。 石造の小さい三柱鳥居は、京都三珍鳥居のひとつ蚕ノ社(右京区)の鳥居を模したものという。 琵琶湖疏水からの豊富な水量の滝がある。
琵琶湖疏水を取り入れた池泉回遊式庭園。 1906年、透月斉竹窓紹智(籔内家11代茶道家元)が作庭。 主屋、待合、茶室「環翠庵」がある。 庭園は、池泉式、玉石の枯山水式の川、露地風も複合している。 小川に3つの橋と沢渡り石。 大小の飛石、自然石を利用した5つの蹲踞、9つの石燈籠。
Maiko is Haruchidu. Maiko is Yuzuha. Photo by Hiromichi_Mori.
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