茶室の待合に珍しい梵鐘が！ 『高山寺の遺香庵』
茶祖の明恵上人の700年遠忌にあたる昭和6（1931）年に高橋箒庵（そうあん）ら全国の茶道家（約100名）の寄進により高山寺に茶室・遺香庵が完成した。現在・京都市指定名勝（数寄屋大工は木村清兵衛、作庭は小川治兵衛）で庭の最上部の待合に小ぶりながら香取秀真（ほずま）銘の梵鐘が掛かっているのが珍しい。
Updated Date : 2021-06-16 16:57:14
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茶室・遺香庵
石水院の入り口から、見上げると待合に掛かっている梵鐘を垣間見ることができるが、こぶりながら珍しい。通常は非公開ながら事前予約で2021年の直近では下記の日時に特別拝観ができる（有料）。
6月26日（土）、7月4日（日）7月10日（土）7月11日（日）7月18日（日）
午前10時～11時30分、午後1時～2時30分
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茶室・遺香庵の全景
（高山寺のリーフレットより）
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