無名舎は、ヨーロッパ更紗とインド絨毯に触れられる工藝館
無名舎(吉田邸)は、
「八つ星メダリオン」などのインド絨毯(ムガル朝 17世紀後半)、
ヨーロッパ更紗、
富岡 鉄斎、
芹沢けい介、
などの美術工芸品が、京町家を生き生きとさせている。
Updated Date : 2019-11-02 09:50:30
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1F 奥の十畳の間(主人専用の間)
芹沢けい介の絵とヨーロッパ更紗
絵は、知恩院の戸帳の下絵です。
Photo by 八木沢 哲雄.
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扁額 富岡 鉄斎
幽居養性真 鉄斎
読み方:ゆうきょようじょうのしん
扁額(へんがく)とは:建物の内外や門・鳥居などの高い位置に掲出される額(がく)、看板。
ヨーロッパ更紗から作られた女性用襦袢
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絵は芹沢けい介
Photo by 八木沢 哲雄.
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2F 客間
Photo by 八木沢 哲雄.
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能のお稽古のために、畳から板間にされたそうです。
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中庭
玄関から中庭を望む
帳場は、五十日の日のみに、出されたそうです。
ミラクルアワー時の撮影
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夕刻の中庭
ミラクルアワー時の撮影
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1F 店の間
Photo by 八木沢 哲雄.
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大発見! 吉田孝次郎氏「八ツ星メダリオン」を新たに発見! - OpenMatome
2020年10月、吉田孝次郎氏が京都の骨董市で4枚目の「八ツ星メダリオン」を発見!無名舎に飾られています。「八ツ星メダリオン」オランダの絵画に見られ、海外には現存していない幻の絨毯。今までに世界で確認されている「八ツ星メダリオン」は、北観音山、函谷鉾、名古屋の徳川美術館が所蔵する3枚のみ。
真ん中の絵はオランダ東インド会社のロゴ
オランダ東インド会社を通じて、絨毯や更紗が日本へ持ち込まれたそうです。
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オランダ東インド会社は、1602年3月20日にオランダで設立され、世界初の株式会社といわれる。
会社といっても商業活動のみでなく、条約の締結権・軍隊の交戦権・植民地経営権など喜望峰以東における諸種の特権を与えられた勅許会社であり、帝国主義の先駆け。
アジアでの交易や植民に従事し、一大海上帝国を築いた。
資本金約650万ギルダー、重役会は17人会(Heeren XVII)と呼ばれた。
これには同国の銀行のホープ商会も参加した。
本社はアムステルダムに設置され、支店の位置づけとなるオランダ商館は、ジャワや平戸などに置かれた。
18世紀末の1799年12月31日にオランダ政府により解散させられた。
オランダ東インド会社 - Wikipedia
京町家『無名舎』(国指定登録有形文化財) - OpenMatome
京呉服の問屋街「室町」の一画六角町にあり、建物は白生地問屋を商った京商家の典型ともいうべき表屋造り。店舗、住居、土蔵とそれらを結ぶ2つの庭と、通り庭から成っている。1909(明治42)年建設。国指定登録有形文化財、京都市指定「景観重要建造物」
無名舎へのアクセス
〒604-8212
京都市中京区新町六角下ル
35.00657137131659
135.75658331159502
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35.00657137131659,135.75658331159502,0,0,0
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