日本で放送の中国ドラマ「龍珠伝 ラストプリンセス」作品を紹介.
明朝最後の公主と清朝第4代皇帝 康熙の禁じられた愛が描かれるロマンティックラブ史劇。
永暦(えいれき)帝が治める明王朝が清国の攻撃により実質的な終わりを迎えた日、明朝最後の公主(皇帝の娘)・易歓(いかん)は産声をあげた。
Updated Date : 2019-08-02 15:24:39
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清に下った呉三桂が率いる軍により晋王 李定国が守る城はまさに陥落寸前だった。
そんな中、明の皇后は女児を。晋王妃は男児を産む。「生まれてきた赤子が娘なら亡国を招く災いになる」との欽天監の予言により、二人は秘かに入れ替えられる。
晋王妃が産んだ子は慈煊と名付けられ皇太子に。
ちょうど一年前 清 第3代皇帝 順治 愛新覚羅 福臨に第三皇子 玄燁(後の康熙帝)が産まれていた。
玄燁の燁は火光であり光輝くという意味。慈煊の煊は太陽のきらめきを表す。将来二つの光のうちのどちらが主となるであろうかと永曆帝は言う。
晋王は清の軍勢に追い詰められ、永曆帝を差し出し帰順するよう迫られるが応じず、人質となった妻と娘を自ら射抜く。しかし娘は生母 皇后が贈った玉佩に守られて生き延びる。
多爾袞が入関する前に明朝第17代皇帝 崇崇禎帝(明朝最後の皇帝)は危機を予感し、いつか明を復活させるため3か所の秘密基地を作っていた。
その一つは明珠谷。まるで桃源郷のような隠れ里で明王朝の正当な血を引く女児は易歓と名付けられ、明復興を目指す晋王、帰順をよしとせぬ同士達と共に身を隠す。
ー7年後ー
康熙元年6月1日 明 朱由榔(永曆帝)は皇后と共に処刑される。
清は順治帝が崩御し、第三子 玄燁が即位。年号を康熙とした。玄燁はまだ8歳。実権は4名の輔政大臣 蘇克薩哈、索尼、遏必隆、鰲拝が握る。
大臣らは牽制し合い呉三桂とも対立。明復国の機は残されていると明復興の同士達は考える。
明復興を目指す志士にとって台湾にいる皇太子が支え。同士が明 皇室最後の子が女だと知れば復国の闘志を失うかも知れないと晋王と樊離は危惧する。そのため易歓が明皇室最後の子で皇太子が晋王の息子だという事を隠し、明の血脈を守るた、先帝の遺詔『皇太子と易歓の婚姻』を果たすべく慈煊を台湾から戻し、易歓と婚約させ明 皇室の血を引き継ぐいでいくよう話す。
易歓は明珠谷の子供達と共に兵法、戦略、技、得物の使い方、医術、蠱毒の術、四書五経、琴棋書画、天文、地理、変貌 変声術、骨を縮める技、暗器の扱い、仕掛けを破る技を身につけるため学び、厳しく訓練を受ける。
易歓は戦場に置き去りにされた日 雨に晒され頭痛の持病を持っていた。龍珠で病を治す説がある。龍珠と呼ばれるのは皇帝の涙。明は滅び、康熙帝の涙が龍珠に。しかし古より皇帝は簡単に涙を流さない。
成長した慈煊(茅子俊 マオ・ズージュン)たちは明朝17代皇帝 崇禎帝が残した銀箱の奪還任務を命じられる。
崇禎帝は自害する数年前 皇宮や国庫の金目の物を全て集め腹心に命じある場所へ隠し、地図を記した。そして財宝を隠した以外に3か所に秘密基地も作った。1か所目は台湾にあり延平王 鄭経が治め、2か所目は明珠谷。晋王と谷主 陳勝男が統率。3か所目は不明。この秘密基地の資料と各地に潜む明の志士の名簿が銀箱のに収められ、それは清軍の手中にある可能性が高かった。
崇禎帝は銀箱に仕掛けを三つ施し3本の鍵を同時に挿さぬと開かぬようにした。無理に開けようとすれば仕掛けが動き地図と名簿は消失する。
3本目の鍵には翡翠が施され延平王に。2本目には瑪瑙の装飾 張献忠の元から晋王の手に。1本目には白玉が施され永歴帝が保管したが呉三桂に殺され不明。
銀箱と鍵を探し出し、明の志士を捜し出し、鰲拝と康熙帝の間の溝を深め内乱に導くという使命を受け慈煊たちは都へ。
明復興の志もよく分からなく修練もさぼってきた易歓(楊紫 ヤン・ズー)は任務から外されるが谷から抜けだし慈煊たちを追い都へ。
男装した易歓は街で偶然 清朝第4代皇帝 康熙帝に出会う。康熙帝はお忍びで街におり、龍三(秦俊杰チン・ジュンジエ)と易歓に名乗る。
易歓は明復興を唱える明の残党が捕らえられ九族皆殺しに値する大罪だと赤子まで刑場へ運ばれて行くのを目にする。
その後 1食の代金が自分達の一年分の給金程かかる京城第一の酒楼で値段を知らず易歓はたらふく食べ、騒ぎを起こす。その店には龍三も居合わせた。そして易歓は雑技を披露し、何とかその場を切り抜ける。
その後 易歓は紫禁城に潜入し、龍三と再会する。
龍三は御前侍衛と易歓に名乗る。
易歓は偶然耳にした鰲拝の裏切り、そして皇帝が密かに毒を盛られていると気づき龍三に注意を促す。意気投合した二人は義兄弟の契りを結ぶ。
舒建の娘として雪傾城は後宮へ。
秀女選びで易歓も後宮へ。
龍三と再会し、龍三が康熙帝と知る。
康熙帝は易歓が女人だと知り喜ぶが、易歓は許婚がいると妃にならず康熙帝に仕える事になる。
慈煊は易歓の兄 侍医 李剣卿として後宮に入る。
皆 大業のため後宮に入るが、康熙帝は鰲拝の専横を憎み、密かに親政を企み良き国にしようと考えていると知る。
愛と友情、そして明王朝の血を受け継き明復興という大業の使命をおう易歓。四人の交錯する想いは叶うのか?
康熙帝は治世で清朝の黄金期を築く事になる。
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