台風21号による西本願寺のイチョウの被害状況
台風21号の暴風により、10/23未明に西本願寺のイチョウが大きな被害を受けたとニュースになったので、状況を確認しにいきました。 阿弥陀堂前のイチョウは太い枝が何本も折れ、大きな被害を受けていましたが、天然記念物の逆さ銀杏をはじめ他のイチョウの被害は軽微でした。
Updated Date : 2017-10-26 09:18:04
Author ✎ MKタクシー
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太い枝が何本も折れています。 前の看板の上部がへこんでいるのは落ちてきた枝のせいでしょうか。 まだ細かい枝や葉は散乱したままです。周囲はもちろん立ち入り禁止となっています。
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既に折れた傷跡の緊急処置はされており、真新しい断面が目立ちます。
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もともとは左右対称に近い樹形でした。特に南側の被害が目立ちます。 台風は概ね北風だったので風下側が折れたことになります。もちろん風向きはめまぐるしく変わるので、何とも言えませんが。
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細い枝も部分的には根こそぎ折れています。 でもまだ多くの枝は残っているので、枯れることはないでしょう。いつの日か美しい姿を取り戻してくれることを祈ります。
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落ちた枝や切り落とした枝はすぐ北東の御成門の裏側に置かれています。 これだけたくさんの枝が折れたのです。
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在りし日のイチョウ
東から
元は円形に近い樹形でした。
2008年11月1日 阿弥陀堂門前から阿弥陀堂。
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西から
黄葉はやや遅めで、逆さ銀杏よりワンテンポ遅れて見頃を迎えます。
2007年12月2日 阿弥陀堂前から阿弥陀堂門
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逆さ銀杏の被害
しかしよくよく見ると所々で枝が折れています。 他にもイチョウの木はたくさんありますが、大きな被害を受けたのも阿弥陀堂前のイチョウだけのようです。 周囲にさえぎるものが少ないのと、樹高の高さで被害が大きくなったのでしょう。
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献菊展
御影堂の前では、第64回本願寺献菊展が開催中です。 10/16(月)~11/23(水)までの開催です。
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約400鉢の菊が展示されています。 イチョウはまだ色づきていないので、今はこちらが主役です。
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西本願寺/梅小路公園の黄葉特集 - OpenMatome
堀川通からも見えますが、西本願寺はイチョウがすごいです。特に御影堂門を入ってすふの「逆さ銀杏」はその大きさ、生命力ともに圧倒的な迫力があり、必見です。2016年に鉄道博物館が開館し、今熱い梅小路公園もあわせて紹介します。

西本願寺
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135.75232425704598
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