ドクターズコスメ市場規模の推移
1)化粧品全体の市場規模は拡大せず、2011 年度から微増にとどまっている。
2)自然派・オーガニック化粧品とドクターズコスメ市場は拡大している
3)続々と増える「化粧品を作る製薬会社」が誕生
4)競争激化
Updated Date : 2017-09-04 08:51:43
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化粧品全体の市場規模は拡大せず、2011 年度から微増にとどまっている
化粧品全体の市場規模は拡大せず、2011 年度から微増にとどまっている。
1位:「資生堂」2016年度連結売上高は、8500億になる予定で過去最高益。
2位:カネボウを買収した「花王」です。ビューディーケア事業の2015年度売上高は約6000億円。
3位:高級化粧品アルビオンを持つ「コーセー」2016年度連結売上高は、2600億になる予定で最高益。
4位:「ポーラ・オルビスホールディングス」ビューディーケア事業の2015年度売上高は約2000億円最高益を更新。
https://nikibi.koenji.clinic/archives/1243
資生堂の売上高の推移:国内売上高は大幅に縮小
1)海外市場の拡大を進めながら、国内ではインバウンドへの対応を同時に行う戦略が功を奏し、2016 年は過去最高の売上高となっている。
2)国内外売上高の比率を見ると、すでに2014 年には国内よりも海外での売上高が多い。
(国内売上高の比率は約 49.5%、1995 年の国内売上高の比率は 91.4%)。
これからのコスメ売り場
「Where」じゃない !「How」 and「What」 to buy for myself へ
これからは、
「Where(どこで買う)」ということが重要ではなく、生活者の「How(どういうふうに買う)」と「What(なにを買う)」という自分のニーズに合った(For myself)、さらに言えば、新しい「気づき」さえも提供してくれる売り場の出現を強く望んでいる。
●百貨店の高級化粧品売り場は、国内4社に加えて、外資系三大ブランドの3社でほとんど占められている。
https://nikibi.koenji.clinic/archives/1243
◆国内4社
・資生堂
・花王(カネボウ)
・コーセー(アルビオン)
・ポーラオルビスHD
◆外資系三大ブランド
・ロレアル(ランコム・ロレアルパリ・イヴサンローランなど)、
・LVMH(クリスチャンディオール・ゲラン・ジバンシィなど)
・エスティローダー(エスティーローダー・MAC・クリニークなど)
●「通信販売」:2014年売上高で200億円を超えている7社
https://nikibi.koenji.clinic/archives/1273
1位:「DHC」2015年度の連結売上高は1000億円を超。
2位:「ファンケル」017年度売上予想は1000億円を突破して過去最高益を更新予定。
3位:オルビス(ポーラオルビスHD)
4位:山田養蜂場(2014年度431億)
5位:シーズHD(ドクターシーラボ)(2015年度376億)
6位:再春館製薬(ドモホルンリンクル)
通販大手(美容・化粧品)の取り組み
●商材の特徴
1)最も口コミの影響を受けやすい
2)商品の原価が極めて安い
3)リピート商材
●
・DHC:口コミを巧みに利用して売上を拡大
・ファンケル:在庫管理と流通網で追随する
会員数は約330万人、メルマガ会員数は約93万人で、1ヶ月当たりのページビューは約1,000万PV。受注件数は約20万件を数える。
・ドクターシーラボ:昨今のデジタルマーケティングを最大限に活用
「Webサイトを商品が買えるだけの自動販売機にはしない」というポリシーのもと、Twitter(フォロワー数約2.3万人)、Facbook(ファン数約42万人)、自社CGMといったSNSを使ってマーケティングを展開。
例えば、運用ルールをきっちり決めたり、SNSのメリットを数値化して活用を自社のトップに理解してもらうなど、さまざまな努力も行ってきた。
国内自然派・オーガニック化粧品とドクターズコスメ市場規模推移
自然派・オーガニック化粧品とドクターズコスメ市場は拡大していることが分かった。
これらは、
①敏感肌をケアしたい
②エイジングケアや美白といった高機能製品を求める
③安全・安心志向
④環境に配慮したライフスタイル意識
の生活者が増えていることが、背景にあるとされ
ている。
続々と増える「化粧品を作る製薬会社」
・「ロート製薬」最新の皮膚理論を生かしたコスメが得意
「極潤」「ハダラボ」「オバジ」「エピステーム」
※「オバジ」はもともと、ビバリーヒルズを拠点に活躍する皮膚科医、ゼイン・オバジ氏とのコラボレーションによって生まれたブランド。2001年にビタミンCを高濃度に配合した美容液を販売し、一躍脚光を浴びた。
・「小林製薬」わかりやすいコンセプトの製品がそろう
「ケシミン」「ビフナイト」「ヒフミド」
・「ゼリア新薬工業」コンドロイチン配合の化粧品で勝負
「コンドロイチンZS」「ZZ:CC(ジージー・シーシー)」
・「全薬工業」敏感肌のスキンケアならお任せ
「アピットジェル」
・「タケダ(武田薬品工業)」アンチエイジングに焦点
「グラフィエ」
・「大塚製薬」10年かけてオリジナルの美白有効成分を開発
「インナーシグナル」
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