茶室「堪庵(たんあん)」(京都国立博物館)
京都国立博物館の片隅に、ひっそりと、江戸時代初期京都の公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物があります。 ここで、三畳の茶室を舞台に舞妓さんの撮影会を開催します。
Updated Date : 2019-11-02 09:27:23
Author ✎ Kyoto Culture
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茶室「堪庵(たんあん)」へのアクセス
堪庵へのアクセス
1)京都駅から市バスで、東山七条バス停へ 2)東大路通り通用門から入ります 3)守衛所で記帳 4)堪庵へ
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茶室「堪庵(たんあん)」
茶室「堪庵(たんあん)」
茶室は昭和33年(1958)に上田堪一郎氏より当館に寄贈された、江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物です。 母屋には八畳の書院座敷を中心として正面に広縁、左脇に玄関、裏に水屋があり、庭に面して自然と一体をなす空間は、軽快な屋根の取り合わせや黒木の落ち着いた色調とともに、桂離宮(1620年頃)から学んだものと思われます。 母屋右側にある小間が、奥の土間から上がる三畳の茶室「堪庵」であり、金森宗和(1584~1656)好みの大徳寺真珠庵「庭玉軒」を写したとされます。間取りは本勝手台目切(出炉)、下座床は框を横たえた上段の構造となっています。
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