釈迦像が取り外しのできる珍しい涅槃図 『三寶寺』
刺繍で制作され釈迦像の取り外しができるという珍しい涅槃図が中京区の三寶寺で公開されている。綾織りの絹地をベースに釈迦像が金糸による別製で、糸で結び留めて取り付けるという全国的にも希少である。保存のための2年間の修理を終えての公開(10月6日~8日、拝観無料)でご住職の丁寧な絵解きも納得できる。
Updated Date : 2023-10-06 20:19:48
Author ✎ 京都再発見
この記事のシェアをお願いします。☺

涅槃図
元禄4(1691)年の制作、本紙 縦285m、横252m 白地綾織りの絹地に刺繍で表現されている。釈迦像の長さ103m。金糸による別製で、糸で結び留めて取り付ける珍しい着脱式。本体の6か所の穴に糸を通して固定する。 (写真は京都新聞より)
OpenMatome
三寶寺(浄土宗)の山門
「場所」中京区三条大宮西入北側(三条商店街から路地を北へ)
OpenMatome
山門の壁に描かれた雀(大工の遊び心)
OpenMatome

 大きな地図を表示
中京区上瓦町
35.00859654753674
135.74928797360374
0
0
0
19
35.00859654753674,135.74928797360374,0,0,0
この記事のシェアをお願いします。☺


関連記事

「広辞苑」の編者・新村 出博士の『重山文庫』を訪ねて
源氏物語ゆかり(No.27)~「桃山光源氏の供養塔」 『上善寺』
神になった人々(その17)~安倍晴明 『晴明神社』
食堂(No.69)~ゆどうふなど 『五右衛門茶屋』
花手水シリーズ(No32)~飾り花 『THE GENERAL KYOTO』