暗夜の奇祭(県祭) 6月5日~6日 -京都歳時記ー
県神社(あがたじんじゃ)
宇治市の県神社は平安期の創建で設立当時の平等院の鎮守社(祭神・木花開耶姫)。当社の例祭の県祭(あがたまつり)は6月5日の夜から6日の未明にかけて行われることから「暗闇祭」ともよばれ洛南の三奇祭のひとつとして有名である。(洛南の三奇祭・・藤森神社,県神社、長建寺弁天祭)
Updated Date : 2023-06-07 20:19:25
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お旅所を出発する梵天渡御
梵天(ぼんてん)とは高さ2.5mの青竹の先に奉書紙を束ねたものを挟み込み棒状にした神の依り代となるもの。
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先頭を行く雌雄の獅子の神輿
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梵天「ぶん回し」(縦横に激しく揺らし、豪快に回転させる)
(注)梵天渡御は県神社が独自に実施しているものと 奉賛会が行っているものとの二本立てになっている。前者は古式にのっとり県神社の境内と旧大幣殿跡での齋行。やや大人しい動きに比して後者は渡御の距離も長くやや荒々しさと豪快さがある。後者は今年は実施を見送った。
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