山里の無人駅で見たもの 『辛皮駅(京都丹後鉄道)』
京都丹後鉄道の辛皮(からかわ)駅は、まさに秘境の雰囲気である。無人駅のホームは尾根を切り崩した高所にあり南北にある入口を、階段と傾斜路で往来する。ホームに立って走る電車に手を振ると、運転手も応えてくれた。ここで見たものは名物の「辛皮せんべい」ではなく、鉄道の機器「テンションバランサー」の初見だった。
Updated Date : 2022-09-08 10:01:48
Author ✎ 京都再発見
この記事のシェアをお願いします。☺

辛皮(からかわ)駅と車両
電車の正面左側に見えるのがテンションバランサー(自動張力調整装置)、次の写真をご参照。
OpenMatome
テンションバランサー(滑車式自動張力調整装置)
電車線の張力を自動的に調整するための装置を「バランサー」(自動張力調整装置)と呼ぶ。 電車の屋根上にある集電装置(パンタグラフ)と接する電車線は、温度によってその張力が変化するので、 架線がたるまず、ぴんと張った状態を保つために、一定の張力を与える装置。見るのは初めてだった。
OpenMatome
辛皮(からかわ)駅ホーム
奥の方向が宮津方面、手前の方向が福知山方面である。
OpenMatome

 大きな地図を表示
辛皮駅
35.48396
135.162845
0
0
0
14
35.48396,135.162845,0,0,0
この記事のシェアをお願いします。☺


関連記事

さくらがいの花なび(No.97)~いちはつ 『上御霊神社』
さくらがいの花なび(No.94)~マロニエ 『新町通り』
さくらがいの花なび(No.96)~ツツジ 『三室戸寺』
街角の点描(No. 106)~楽しい路地奥 『洋服店の横顔』
さくらがいの花なび(No.95)~藤の花 『岡本口児童公園』