遍昭僧正(六歌仙の一人)が開山 『元慶寺』
鐘楼門をくぐると左手の本堂に本尊・薬師如来と開山・遍昭僧正の木像がある。遍昭は桓武天皇の孫にあたり、百人一首の歌人としても著名である。詩文の上で敬愛していた仁明天皇の崩御で世の無常を感じ出家する。西国三十三所観音巡礼の番外札所になっているのは、当寺で同じく落飾された花山天皇の大業によるものである。
Updated Date : 2024-05-09 21:05:37
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鐘楼門
菅原道真が勅命で詠んだ漢詩が刻まれた梵鐘があり、かつては大晦日の除夜の鐘突きで拝観することができたが今は非公開。
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花山天皇の落飾道場の石碑
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遍昭僧正のの歌碑
「天津風 雲のかよい路 ふきとじよ 乙女の姿 しばしとどめん」
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遍昭僧正の墓
元慶寺の境外で比較的近い場所にある。(山科区北花山中道町)
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