神になった人々(~その2) 『聖徳太子社』
聖徳太子ゆかりの寺院は京都に数多あるが、神社では「聖徳太子社」の一社のみである。
聖徳太子は飛鳥時代の皇族・政治家で用明天皇の第二皇子、厩戸(うまやど)皇子ともよばれた。母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。本年(2021年)は聖徳太子1400年遠忌の記念イヤーにあたる。
Updated Date : 2021-10-14 11:46:11
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聖徳太子社
松尾大社の摂社・月読神社の境内社である。聖徳太子は月讀尊を崇拝していたと言われることから、月読神社境内にこの社が建てられたと思える。
「場所」西京区松室山添町
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月読神社の駒札
月讀尊はその名の通り月を神格化した神で、古事記で伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の右目から生まれた神と言われ、太陽神である天照大神とは姉弟になる。
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日本のお札に最も多く登場した人物である。
1930年(昭和5年)に発行の「乙百円券」に初めて採用されて以来、最も多く登場(戦前2回、戦後5回)している。また、登場回数もさることながら、C五千円券とC一万円券は、四半世紀以上にわたって発行され(戦後に発行された日本銀行券では、発行期間が最も長い)長年、国民に親しまれた。
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「参考」神社ではないが祇園祭の太子山のご神体は、聖徳太子が四天王寺を建立するために良質の杉材を求めて山に入り、見つけた霊木で六角堂を建立した故事にまつわる。
また本尊として祀られている広隆寺をはじめとして、太子の創建による寺院や太子の像のある寺などゆかりの寺院は、六角堂頂法寺、廬山寺、仏光寺、法観寺、寂光院、苔寺、上品蓮台寺,乙訓寺、光明寺,放生院など多数にのぼる。
聖徳太子社
34.996447253796106
135.68624535575512
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34.996447253796106,135.68624535575512,0,0,0
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