街角の点描(~その44)  『白河院庭園と京都市動物園の法勝寺跡』
京都市動物園は平安時代後期に白河天皇が建立した「法勝寺」の境内の南半分にあたる。池の中島に築かれた八角九重塔は今の観覧車の位置にあり、その高さは約81mの巨大な塔だった。園内に展示されている石材は花崗岩の切り石で噴水池の中にも見ることができる。動物も良いが、京都のカルチャースポットも見逃せない。
Updated Date : 2021-10-14 17:54:16
Author ✎ 京都再発見
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白河院庭園
庭園の周辺も、かつて白河天皇が営んだ法勝寺(ほっしょうじ)の境内にあたる。本庭園は平安神宮の神苑と同じく7代目小川治兵衛の作庭で池泉回遊式である。
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白河院庭園内のやや色づきを見せる紅葉
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京都市動物園内の法勝寺跡の八角九重塔の石材
左側は説明板、右が塔の基壇に使われていた石材。 なお京都市動物園のほかに、二条通周辺などでも石材や遺跡を散見することができる。
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京都市動物園内の噴水池と観覧車
左手の観覧車の位置が八角九重の塔が建っていた場所。池の中の石板も塔の基壇に使用されていた石材と推定される。
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京都市動物園
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