XCF国際理解講座「第10回クロスカルチュラル・フォーラム」 ~多文化共生を目指して~
XC:クロスカルチュラル】という言葉は、「国際交流」や「異文化適応」と違い、主も従もなく、同じ立場で、国や文化や言葉の違いを深く理解し、それを尊重し合いながら、共に生きていく【文化の交差】を意味します。
Updated Date : 2018-09-04 16:33:28
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第10回 クロスカルチュラル・フォーラム^欧米・日本の女性と仕事
日時:平成26年1月19日(日) 午後2時~5時
場所:精華町交流ホール (精華町役場2階)
申込不要・先着100人・参加費無料
主催: 精華町、XCP(クロスカルチュラル・プロジェクト)、せいかグローバルネット / 協力: せいか地域ITサポーター「ITゆう」
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・「女性と仕事」パトリッツィア・ゾッティ (イタリア・奈良先端科学技術大学院大学)
2013年の世界男女格差報告書によると、イタリアは世界で第71位です。男女格差はほとんどの国で、減少しましたが、イタリアではあまり変化がみられません。イタリアの女性の就業率は47.1%、女性の平均時給は男性より11.5%低く、27%は第1子の出産後に離職し、第2子のいる女性の約15%は仕事に戻りません。女性支援のための法律はありますが、様々な社会的状況が女性が働き続けることを難しくしています。私は今、研究者として、日本で夫と子供と暮らしています。息子は日本の幼稚園に通っていますが、私も息子も、イタリアとの違いに戸惑っている状況です。日本でイタリア人の夫と子供と一緒に研究生活を続けるのは大変厳しいことです。しかし、決して仕事をやめません。仕事を続けなさいと言うお母さんの大切な教えを尊重するために毎日頑張ります。
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「コンラード家の三世代~祖母・母・私の人生の歩み方」 コンラード・イレーネ(オーストリア・大阪大学大学院言語文化研究科)
私の祖母は今83歳ですが、商業高校を卒業した後結婚し5人の子供を持ちました。母は60歳。ウィーン大学とリンツ大学を卒業後に結婚して福祉関係の仕事に就き、その後、結婚し二人の子供がいます。私は26歳、ウィーン大学日本語学科の大学院生です。この私の家族、コンラード家の三世代の人生の歩み方からみても、社会の女性に対する考え方は変化していることがわかります。今や女性もオピニオンリーダーになることが求められてきています。そのためにも女性へのより高度な教育が必要になってきているのです。
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「子育てから管理職まで~変わりゆく米国女性の身分」 ペルコビッツ・スティーブン(米国出身・精華町国際交流員)
米国では、50年代まで子育てが女性のあるべき姿だとみられていました。60年代に入ると、第2派フェミニズム運動などが変化を促し、女性の就職がますます活発になりました。現在、男性と女性のギャップがしつこく残る一方、女性の社会進出を示す兆候もみられます。特に、シリコンバレーの最先端技術業界においては、有力な人物が続出しています。また、米国はさまざまな文化が混交している国であり、地域や民族により女性の社会役割に対する考え方が異なる部分もあります。これは、50州それぞれの産後休暇や育児休暇に関する法律でもみられます。地域などにより前進するペースが異なりますが、全般的にみると米国が男女平等に向かっている傾向にあるといえます。
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「中学生から見た社会における女性の立場と活躍」 精華町立精華西中学校 国際交流部
~アンケートを集計して感じたこと~
・子どものことをよく考えている人が多かった。
・男女差別をなくすという意見が多かった。
・個人の自由を尊重した意見が多かった。
・みんなそれぞれ考えをもっていることがわかった。
・共感できる意見が多かった。
・いろんな意見に関心をもてた。
・生まれ変わるなら今のままがいいという人が多かった。
・女性に生まれ変わりたいという意見が意外に少なかった。
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