京都・丹後の酒蔵6選~その2 『木下酒造』
京都の日本酒と言えば伏見を思い浮かべる人が多いと思います。
“京都・丹後”は京都府の北部、日本でも有数の観光地として国内外から注目されている魅惑の観光地域です。
酒蔵が点在しており、その中で有名な6つの蔵を紹介します。
Updated Date : 2016-11-04 12:36:42
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木下酒造有限会社
木下酒造
玉川 “地酒の粋”を手がける木下酒造は、京都の日本海側に位置する創業天保13年(1842年)の酒蔵です。
蔵のすぐ隣に川上谷川という川が流れており、玉砂利を敷き詰めたようなとても美しくい川であったことから、玉川と命名されました。
この酒蔵で造られる日本酒は、漁業が盛んな土地柄のため、海産物に良く合う辛口の食中酒が主体の蔵です。
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日本で唯一の英国人杜氏「フィリップ・ハーパー」
平成19年(西暦2007年)に木下酒造の中心にいたベテラン杜氏がなくなり、一時は廃業まで考えたこともあったそうですが、知人の紹介で、イギリス人のフィリップ・ハーパー氏を、日本で唯一の外国人杜氏として迎い入れました。
フィリップ・ハーパー杜氏は、明治時代から続く鑑評会(全国新種鑑評会)の歴史の中で、外国人杜氏として金賞を受賞した初めての方です。
英バーミンガム出身の彼は、名門オックスフォード大学文学部-ドイツ近代文学専攻-でカフテやゲーテの作品を研究していたそうです。その後、日本の英語教師派遣プログラムで来日し、 中学校の教師として大阪にやってきました。
南部杜氏(岩手県)の資格を取得し、奈良の酒蔵、大阪の梅乃宿酒造(高橋幹夫杜氏)、茨城の郷乃誉を経て京都の木下酒造に落ち着きました。
酒造りに携わるようになってから、毎年奈良県桜井市にある「酒の神」が宿っていると伝えられている“大神神社”へのお参りを欠かさないでいるとの事です。
玉川
”The”玉川
昔から変わらず玉川の大黒柱。リーズナブルな価格ながら丁寧な手造りで、ブレンドした「自然仕込」山廃の隠し味がきいています。飲みごろの温度帯が広く、家庭料理に合う贅沢な晩酌酒として地元で人気の商品。晩酌が習慣を超えてクセになってしまう旨酒です。
分類 本醸造
出荷時期 通年販売
原材料 米、米こうじ、醸造用アルコール
米の品種 麹米:五百万石(京都府、兵庫県)
掛米:日本晴、他(京都府)
精米歩合 65、68%
アルコール分 15~15.9%
玉川 純米大吟醸
最高級の酒米、山田錦を40%まで磨いた、当蔵で最も原料費の高い商品です。その最高クラスの商品を、香り高い酒がトレンドのこの時代、あえて香りを抑え、米の風味の豊かさが伝わる酒に仕上げました。
分類 純米大吟醸
出荷時期 通年販売
原材料 米、米こうじ
米の品種 原料米:山田錦(兵庫県)
精米歩合 40%
アルコール分 16~16.9%
木下酒造へのアクセス
【住所】京都府京丹後市久美浜町甲山1512
【TEL】0772-82-0071
【FAX】0772-82-1770
35.6077772345276
134.91923484950257
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35.6077772345276,134.91923484950257,0,0,0
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