大徳寺 塔頭『高桐院(こうとういん)』の魅力
高桐院(こうとういん)は、京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の寺院。大本山大徳寺の塔頭のひとつである。
開基(創立者)は細川忠興(三斎)、開山(初代住職)は玉甫紹琮(ぎょくほじょうそう)である。
Updated Date : 2016-11-01 22:44:36
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入口
細い石畳が美しく入口が玄関まで何度か直角に曲がり進む、木々と苔、石畳三位一体の心憎い演出です。
紅葉に包まれる参道や本堂から見る庭園風景が美しく、知る人ぞ知る紅葉の名所。
庭園
「楓の庭」と呼ばれる簡素ながら趣のある庭で、一面の苔地の中に数株の楓のみ植わっている。庭中央に鎌倉時代の石灯籠が据えられている。
松向軒(しょうこうけん)
朝日の射し込む茶室
豊臣秀吉が催した「北野大茶会」の際に作られた茶室を移築したものと言われています。
鳳来(茶室)
前庭に置かれている蹲踞(つくばい)は朝鮮出兵の際に加藤清正が持ち帰り、忠興に贈られたものと伝えられている。
墓所
本堂西側庭園奥には忠興とガラシャ夫人の墓塔となっている春日灯籠がある。忠興が生前こよなく愛し,自ら墓標に指定したといわれる。この鎌倉期の石燈籠は利休愛蔵のものといい、秀吉に所望されたが蕨手に傷があることを理由に断ったものと伝える。後に忠興の所有となったが、忠興は「完璧すぎる」との理由からさらに笠の後ろ部分を大きく欠けとったという。数寄者(「お茶人」)のふるまいについての批判的な一例としてしばしば取り上げられる伝説である。
京都府京都市北区紫野大徳寺町73-1
宗派 臨済宗大徳寺派
35.04308118289589
135.74408654122544
35.04308118289589,135.74408654122544
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