徳川家光が東本願寺に寄進した「名勝 渉成園(Shosei-en Garden)」
紫式部『源氏物語』の主人公光源氏の実在モデルといわれる源 融が、陸奥国塩釜の風景を模して作庭した六条河原院(現在の渉成園)を造営。 徳川家光が東本願寺に寄進し1653年石川丈山によって書院式の回遊庭園として作庭。 園内には、全敷地の6分の1を占める広大な印月池をはじめとする頼山陽撰の十三景が広がる。
Updated Date : 2019-11-02 09:25:19
Author ✎ Kyoto Culture
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渉成園 - Wikipedia
9世紀末、嵯峨天皇の第12子・源融が奥州・塩釜の風景を模して作庭した六条河原院の故地とされる。 寛永18年(1641年)徳川家光から東本願寺に寄進。 承応2年(1653年)石川丈山が書院式の回遊庭園として作庭。 安政5年(1858年)・元治元年(1864年)の2度の罹災により焼失。 現在の殿舎は、慶応元年(1865年)から明治初期までに再建されたもの。 1936年国の名勝に指定
写真は⑦傍花閣(ぼうかかく)
渉成園マップ
① 臨池亭(りんちてい) Rinchi-Tei 1⃣  高石垣 Taka-ishigaki(High Stone Wall) 6⃣  源融ゆかりの塔
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臨池亭から滴翠軒を望む
滴翠軒(てきすいけん)は、1884年(明治17年)に再建。 「滴翠軒」という名前の由来は、池に落ちる小滝(滴翠)から付けられていいる。

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渉成園へのアクセス
〒600-8505  京都市下京区烏丸通七条上る JR:京都駅より徒歩7分 地下鉄:地下鉄・五条駅より徒歩5分 市バス:烏丸七条バス停より徒歩1分
34.991326121636156
135.7619892056391
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15
34.991326121636156,135.7619892056391,0,0,0
正面通り名の変遷
正面通り鴨川西側に、任天堂本社があった。
京都仁丹樂會:正面通 ~仁丹町名表示板に見る近代史~
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